用語集 の履歴(No.18)

最終更新:

用語集

ドラゴンズドグマ2には様々な名詞が登場する。
それらについてゲーム内で読み取れる情報をこのページにまとめる。

ユーザーコミュニティで頻出するワードについても分類してまとめる。

ゲーム内で使われる名詞

用語集の性質上ネタバレが含まれます。

人物

主人公(覚者)
プレイヤーの分身たる存在として今作の物語の世界を冒険する。
 
ヴェルムントの師団に所属する剣士としてメルヴェ村の竜災の現場に居合わせ、そこで赤き竜の目に留まり心臓を奪われたことで覚者となる。
その後ウルリーケによって手当てを受けて一命を取り留め、覚者だと発覚したことで王都へと送られる。
だが覚者の出現を良しとしない公妃ディーサの手により記憶を封じられた上で秘密裏に隣国バタルのアガメン火山島の発掘現場にまで追いやられてしまう……
以上が並行世界に無数に存在する主人公達に共通する経歴。
それ以外の出自や背景、人種、容姿、性別、年齢などは千差万別となる。
メインポーン(専従ポーン)
覚者たる主人公により国境監視団宿営地のリムから呼び出された専従ポーン。
主人公がリムの前で思い描いた通りの姿、性別、性格の者としてこの世界に現れる。
専従契約を結んだパートナーである主人公のことを「マスター」と呼ぶ。
 
ポーンの例に漏れず当初は自我が薄弱。
旅を通じて主人である覚者と触れ合うことで意志の力が育まれて行く。
導き手
フード付きの丈の長いローブに身を包んだ謎の人物。
主人公にしか見えておらず、行く先々に現れては助言めいたことを言う。
怪しげな術でポーンや人や魔物の意識を操作して主人公にとって都合の良い展開を強引に作り出しさえする。
ウルリーケ
若くしてメルヴェ村を仕切っている女性。
竜災の際に果敢に赤き竜に挑むも逆に殺害されそうになったところを主人公に庇われて九死に一生を得る。
メルヴェ村を再訪した主人公が失神しているのを見つけて介抱してくれる。
 
前摂政公の統治時に国境監視団宿営地こそ国防の要としメルヴェはその支援を行うという取り決めを交わしている。
彼女は公妃がその施政を引き継いでいないことを疑問に思っている。
レンナルト
メルヴェ村でウルリーケの後見人をしている老戦士。
ヴェルムント王国の師団に籍を置いていた歴戦の勇士だが現在は現役を退いている。
本人は多くを語らないが城都ヴェルンワースでは彼の武勇を耳にすることもある。
 
老いてなお盛んであり、村の危機には剣を取り立ち上がる。
主人公に対してはファイターマスターとして奥義を伝授してくれる。
ベルント
ヴェルムント王国の軍人であり、主人公こそが本物の覚者であると知る数少ない人物。
王に対する忠誠心が非常に強く、主人公が本来あるべき立場を取り戻すために様々な手を尽くしてくれる。
ややお仕着せ気味なところがあるのが玉に瑕。
 
かつては師団長の地位にあったが、謀略により現在は城都の警備長に降格させられている。
王国内の事情は表も裏も広く知っている。
公妃派ではない有力者や同志からの信頼は厚い。
反面、公妃派からは疎まれていてそちらの人脈は皆無。
ディーサ
先の摂政公の妃。公妃という肩書きで知られる。
夫亡き後はその任を引き継ぎ摂政公代理を務めている。
つまり現在のヴェルムント王国の政界においては実質的なトップである。
 
実子のスヴェンを次期摂政公にと推しているところに覚者の到来が伝えられたことでその目論見が危ぶまれる事態に陥る。
権勢を保ちたい彼女は謀略を巡らし、覚者を遠き地に追いやった上で偽物の覚者王としてアーサーを擁立し、彼を傀儡としている。
 
密かにバタルの者と通じていてファズスとも懇意。
偽物の覚者に説得力を持たせるために彼の伝手で“神凪の声”を手に入れ、アーサーに与えて覚者のみに可能とされるポーンの使役をさせてみせている。
スヴェン
前摂政公の嫡子でありディーサの息子。公子の敬称で呼ばれる。
母の行いに疑念を抱いていて、ベルントと共に主人公の数少ない味方となる。
高貴な身分の人間だが、それを隠して城下に出ていることがある。
アロルド
公妃派として知られる一人。
富裕区に居を構え、ヴェルンワース城内に執務室を持つ。
 
商家の下働きであった過去があり、その財産を奪って現在の地位を得た。
それ以外にもいくつもの悪事を重ねている大悪党。
主人公の行動次第になるが、大抵は相応しい末路を辿ることになる。
アーサー
ディーサによって擁立された偽物の“覚者王”。
お飾りとは言え王である自覚にあまりにも乏しく、夜毎に祝宴を開いては騒がしく過ごし、娼館にも入り浸るなど豪遊三昧の日々を送っている。
このことはディーサにも呆れられ、苦言を呈されている。
 
その正体は“名無し村”の出身者であるダラーという男。
次期シーフマスターと目される程であったが、その試験の最中にヘマをやって胸に重傷を負ってしまい挫折。
村からも追放されたが胸の傷を活かして現在の偽物の覚者王の役目を得る。
シーフ時代の手配書(人相書き)が残っているため、見る人が見ればアーサーの正体がダラーだというのは看破できる。
ヴィルヘルミナ
薔薇の宮殿の女主人。
妖艶な美女であり蠱惑的な振る舞いで貴族達を魅了している。
様々な秘密を知り得る立場にあり、謀略渦巻く城内から出て娼館へと迷い込んだ主人公の味方をしてくれる。
元はとある商家の令嬢であり、幼い頃に両親を奪った相手を強く憎んでいる。
 
人間の父と獣人の母の間に生まれた子だが、ある一部を除いて人間の特徴を強く受け継いでいる。
彼女と関係を深め親密な間柄になるとそれがどこなのか教えてくれる
……というイベントはない。畜生め!
ルズ
ヴェルムント王国に仕えていた託宣師。元覚者。
偽覚者を看破できるため公妃派に睨まれていたが、その手が及ぶ前に国外へと脱出している。
現在はバタル王国内の礼拝の祠に身を置いている。
主人公に対しては託宣師としてまた先達として言葉を与え、幻術師の技を教えてくれる。
ジョナス
ハーヴ村の村長。
掟に厳格でこれを破る者を例外なく許さない。
迷信による因習ではなく根拠のある掟であるため彼の言い分にも理はあるのだが……
シグルト
ハーヴ村に居を構える魔剣士。元覚者。
竜を追って旅をしているため家を空けがち。
我流の剣術を使い、主人公にもそれを伝授してくれる。
海辺の老人
ハーヴ村の海辺に暮らす老人。
各地で噂になるほどの変人で他の村民からは孤立している。
海の向こうにあるものを見てやろうと船を漕ぎ出してはヒュージブルに押し戻されるということを日々繰り返している。
実際に見たと主張しているが、それが事実なのか虚言なのか妄想なのかは判然としない。
タルエースン
隠れ里、“聖樹の里”の里長でありエルフの族長。
伝統を重んじる頑固な性格をしている。
当初はよそ者である主人公のことも疎ましがっている。
 
主人公の行動によっては種族の垣根を越えて里の外との交流を図る息子や娘の姿を見て徐々にその考え方を変えて行く。
最終的にはアーチャーマスターとして奥義を伝授してくれる。
グリンドール
タルエースンの息子。
弓の腕前が上達せずに悩み、人間の弓に興味を持ち観察しに街に出ていた折に主人公と出会うことになる。
主人公が“覚者”という立場とは関係なく交流する人物の一人。
ドゥーラン
タルエースンの娘でグリンドールの妹。
普段は聖樹の世話をしていて、その不調を癒すべく主人公と共に里の外に足を運ぶことになる。
主人公が“覚者”という立場とは関係なく交流する人物の一人。
ナデニア
バタル王国の女王であり、“炎の加護”を奉じる巫女でもある。
市中に貼り出してある触れ書きによると就任から十年目。
ポーンを忌むべきものとするバタルだが、ナデニア個人はポーンにも寛容であり壁外とはいえバクバタルにポーンギルドを置くことを許している。
そのお陰でポーンを連れ回している主人公もあまり行動を制限されずに済んでいる。
 
人望は厚く部下や民から広く敬愛されているが、それ故に改革派からは度々命を狙われている。
主人公はそんな彼女の身柄を守るために一肌脱ぐことになる。
 
バタルとヴェルムントの関係が必ずしも良好でないことを気にかけていて、いずれは覚者王としてヴェルムント王国の統治者となる主人公に対しては良い関係を築けることを望んでいる。
イルムヒルト
ナデニアに仕える女官。
奉炎殿で彼女の身の回りの世話をし、祭祀なども仕切っている。
宮仕えとして長くバタルの内情に触れてきただけに、バタルという国の在り方には思うところがあるようだ。
メネラ
バタルの衛士長の女性。
巫女の身辺警護から市中の治安維持までを仕切る立場にありナデニア達からの信頼は厚い。
 
主人公がバクバタルを訪れる際にはベルントからの事前の申し入れもあり、ポーンを連れた異邦人がバタルの地で無用な混乱を招かぬように便宜を図ってくれる。
一応は外国の要人である主人公を町外れの酒場に連れるのも彼の提案だったのかもしれない。
ファズス
禁呪究理院の主任研究員。
知識を貪欲に求める人物で周囲からは天才的な頭脳の持ち主と評されている。
竜を制し、世界の理を変えることを目指している。
 
竜を御するための道具として“神凪の声”という魔道具を作り出している。
これは結果的に覚者の能力の一部を再現しており、偽の覚者を仕立てたがっていたディーサに未完成のものを提供している。
 
覚者である主人公が先に竜に辿り着いてしまうと困るため月光の塔では妨害を仕掛けてくる。
しかし、竜の理を壊したいという目的が双方で一致していると分かった後は(一方的に)遺恨を水に流して協力してくれるようになる。
アンブロシウス
禁呪究理院に所属するファズスの部下の一人。
彼の回顧録にはファズスがいかにして禁呪究理院を改革し今の立場にまで押し上げたかが記録されている。
アンブロシウス自身もそれなりに優秀な魔術師であり、主人公が持ち込んだ“魂魄の剣”を完全な形に復元してくれる。
竜識者
オルタバタル海岸の北に隠居している男。元覚者。
不死の生を長く生きたために人との関わりを避けている様子。
竜についての知識がある者としてアンブロシウスにも認知されているが、名乗らないため誰も名前を知らない。
 
前作にも同名のキャラクターが登場するが、仮に今作と地続きの世界であるとすると千年以上の時の隔たりがある。
ロセイエスより長生きということになってしまうので流石に別人だろう。
エルネスト
アガメン火山島の宿営地の責任者。
生真面目な性格で責任感が強い。
権力を笠に着ない誠実な人物だが、それ故に我の強いルモンドには手を焼かされる場面も。
ルモンド
火山島宿営地に逗留している流れ者の元覚者。
自由人で他人に指図されることを嫌う。
それが理由でエルネストを困らせる。
界王ロセイエスの召集にも応えない辺り筋金入りである。
主人公に対しては蜥蜴酒をせびり、見返りに元覚者のよしみと称してアリズン(英語版ではWarfarer=闘う者)の極意を教えてくれる。
フィスカ
アガメン火山島東部の発掘現場で月光の塔とその周辺の遺跡の発掘を指揮している監督官。
“神凪の声”を使用してポーン達に労役を強いている。
短気な性格で部下からの人望はあまりない。
ヘンリク
フィスカの部下。
ポーン達の作業を見張っている衛兵の一人。
監督官の持つ道具によって逆らえなくされているポーン達に同情的な感情を抱いている。
ランゾ
バタルを荒らし回る盗賊団、赤蛇団の首領。
獲物と定めた相手へは情け容赦のない攻撃を加える残忍さを持つ一方で団員達への面倒見は良い。
団で保護している子供達からは親のように慕われている。
ヒューゴ
赤蛇団の若き団員。
盗賊としては駆け出しで言動に甘さが目立つ。
団長であり親代りのランゾに心酔している。
ロセイエス
竜を討ちヴェルムント建国を成した初代の覚者王。
乱心から多くの臣民を処刑したため狂王とも呼ばれる。
 
世界を統べる界王でもあり、理の外から世界を観る者を排除するべく怪しい者を片っ端から処刑したのが狂王と呼ばれる所以となった。
観る者に差し向けられた数多くの覚者に命を狙われたが、すべて返り討ちにしている。
 
海底神殿に封じられた後も世界を見守り続けており、当代の覚者である主人公が観る者の傀儡でないと知ると道を切り開く術として“魂魄の剣”を託す。
主人公が竜の理を破壊したことで世界からその加護が失われた後は元覚者達を海底神殿に呼び寄せて指示を与え、自身は最後に残された力で聖域を保護して消滅した。
観る者
主人公が“竜の理”を破壊することを選択したことで本性を表した“導き手”。
彼はDD2という物語の読み手として覚者が竜を見事に討ち倒して王となることを望んでいたのであり、それ以外の可能性については仄めかすようなことを言いつつも本当にそれが選ばれることは望んでいなかった。
世界が竜の加護を失い滅びが確定してしまったことを告げ、それを招いた主人公に強く失望の意を示す。
敵対こそしないものの以前のようには手助けをしてくれなくなり、助言の代わりに気の滅入るような非難の言葉を投げ掛けてくる。
 
主人公とメインポーンがその身を挺して世界の滅びを阻止すると、本来ならばあり得ない事態を前に驚嘆し、新しい世界を観続けることができないことを惜しみながらいずこかへと姿を消す。 

地位・役職

覚者
竜によって選ばれ、心臓を奪われた人。
覚者は自身と対になる竜を討伐する宿命を負う。
心臓を失っている間は肉体的な老化が停止する。
竜を討ち取れば心臓を取り戻すことが叶う。
 
世界には同時に一名の覚者しか存在しないとされる。
ポーンを従える力を持つ。
覚者王
ヴェルムント王国における統治者の地位。
建国の王ロセイエスが覚者であったことからの伝統とされる。
公的な記録の上では一世紀以上も覚者が現れておらず、長らく空位になっていた。
 
DD2の物語は主人公が新しい覚者として到来したことをベルントが告げる場面から始まる。
ただし公妃ディーサの謀略により主人公は記憶を失う呪いを施された上でポーンに紛れさせられて遥かアガメン火山島の発掘現場にまで送られてしまう。
替え玉として彼女が擁立したのが偽の覚者王のアーサーで、物語の終盤まで公的には彼がヴェルムントの統治者の地位にある。
摂政公(コンスル)
ヴェルムント王国における摂政の地位。
覚者王が不在の間、その統治を代行する。
公爵の爵位を戴く位の高い貴族だと思われる。
読みは「せっせいこう」
 
DD2本編の時点では先代が亡くなっていて空位。
世襲制のようで後継はスヴェンと目されているが、年若い彼にはまだ務まらないということで摂政公代理を公妃のディーサが務めている。
公妃
摂政公の妻のこと。
ディーサの夫は故人であるため、厳密に言えば彼女は元公妃となる。
託宣師
託宣により世界で起こっている物事を見知ることのできる者。
覚者の存在を感じ取りその生死を知ることもできるが、事情に疎い人々からは目の前の人間が覚者かどうかを見分けることはできないのではないかと考えられている。
実際には見分けることができるため公妃派から警戒されており、先手を打つ形でルズは逃げるように国を離れてバタルに身を置いている。
巫女
バタルにおける政治的・宗教的な指導者。
奉炎殿に住まい、舞いと祈りを炎に捧げる役目を担う。
どちらかと言えば象徴的な意味合いの強いものであり、現在の巫女であるナデニアも普段の実務は周囲の者に任せることが多い。
界王
この世界を統べる者。
統べるとは言っても実際に政治を行うわけではなく、上位の存在として人々の営みを見守るだけである。
DD2ではロセイエスがこの座に就きながら海底神殿ごと海中に封印されていたため実質的には不在であった。
前作では不滅の存在とされ、覚者が前任者を殺すことで界王の役目が引き継がれる仕組みだった。
今作でも多くの覚者がロセイエスの命を狙ったが敵わなかったことが彼の口から語られる。
元覚者
一度は覚者となったが、自らが討つべき竜がなんらかの理由でこの世界からいなくなってしまい使命を果たすことが永遠に叶わなくなった者。
竜に奪われた心臓を取り返せていないため老いることはない。
竜との繋がりが絶たれているためか覚者としての能力は失っている。
 
ある者はそれでも竜を追い求め、ある者は竜についての知識を伝え、ある者は当代の覚者を導くことを己に課し、ある者は人目を憚り辺境に隠れ住んでいる。
気ままに旅をし、体を休めに温泉地に逗留している者もいる。
 
竜は強大な力を持つが無敵ではない。
彼らは竜が覚者とは無関係に倒されてしまうこともあるという事実を裏付ける生きた証拠である。

人種

人間
いわゆるヒト。ヒューマン。
体毛の少ない滑らかな肌を持つ。
獣人
猫科の動物を思わせる容貌をした人種。
全身に密生した体毛と鋭い牙を持つ。
 
人間と獣人とで交雑も可能だが、生まれる子は例外なく獣人になるとされる。
それ故にいずれは獣人しかいなくなるのではないかと危惧している人間もいるが、これは様々な理由で杞憂である。
エルフ
ヴェルムント北部の森に住まう長命種。
人間に似ていて、端麗な容姿と尖った耳が特徴。
独特の言語を使用し、異人種との交流は少ない。
弓の名手として知られ弓を扱えてこそ一人前とされる。
人間の作ったものを買うことを嫌がる。
ドワーフとも仲が悪い。
ドワーフ
鍛冶を得意とする人種。
人間と比べると極端に背が低い。
頑固な職人気質の人物が多いとされる。
人間や獣人への偏見はないがエルフとは仲が悪い。
ポーン
“半人”や“戦徒”と呼ばれるリムから現れる異世界の存在。漂泊の民とも。
基本的な容姿は人間や獣人に似ている。
外見的な性別もあり男性型と女性型が存在する。
右手の平には巨大な生物の爪で抉られたような痕が浮かぶという特徴がある。
 
不死性があり一時的に肉体が死してもリムから再び姿を現すなど生態には謎が多い。
意志は弱いとされるが、覚者以外の者の命令には基本的に従わないという頑なな面もある。
 
ヴェルムントでは覚者王に付き従う者達ということで一定の敬意を払われている。
一方でバタルにおいては不吉な存在であるとして忌み嫌われていて差別の対象となっている。
 
バタルにある禁呪究理院は研究の結果“神凪の声”という道具を作り出してポーンを意のままに操ることに成功している。
もっぱら人足として月光の塔の周辺の発掘作業に従事させている。
戦闘能力も高いため魔物を退けるための戦力としても運用されている。

生物種

聖樹
エルフ達の精神的な支柱となっている御神木。
聖樹の里の中心に立つものは途方もなく巨大である。
その苗木は蒼蛍炭の燃え滓である石竜灰を肥料にして育つ。
長く海の中にあった海底神殿の土地にも根付く辺り塩害には強い種のようだ。
ヒュージブル
水辺に潜む魔物。不定形で赤黒い不気味な姿をしている。
一定以上の水深があればどこからともなく集まってくるが、作中では漁業が成り立っているので主人公達が深いところに入れないのはゲームシステム的な制限か。
 
前作とは異なり今作では覚者以外の人々も岸までヒュージブルによって押し戻されるだけで食われなくなっている。
その一方でポーンや魔物は容赦なく食われてしまう。
 
加護なき世界では“虚無”に飲まれた地域に濃い赤い雲が垂れ込めており、そこに踏み込もうとすると水中ではないのにヒュージブルに襲われる。
赤い光の柱から現れる竜種の魔物も体表にヒュージブルがまとわりついている。
 
“観る者”が覚者を説得するべく縁のある者の姿をヒュージブルに取らせる場面もある。
海辺の老人はかつて垣間見た彼のことをヒュージブルと呼んでいる。
 
謎の多い生物であるが、“虚無”との関係が深いことは推測できる。
空を裂くようにして現れる翼を持つ巨大生物。ドラゴン。
すべての生命にとっての脅威であり、それ自体が災害であるという。
口から吐く灼熱の炎は町々焼き払い、鋭い爪は大地すら容易くくり抜いてしまう。
 
破壊の権化であるが、“観る者”曰く同時にその強大な意志の力で世界が虚無に飲まれるのを防いでるという。

国・地域

ヴェルムント
東岸地域の北部を領有する人間の国家。
建国王ロセイエスは獣人であり、この国がかつては獣人の国だったことは周知の事実である。
歴史的な経緯により南に国境を接する隣国のバタルとは正式な国交がない。
竜を制する者である“覚者”を王とし、覚者王が世を治めるのが伝統だが、新たな覚者は長く現れずその伝統も形骸化して久しい。
 
マップ全体のモデルがギリシャだとした場合、中央マケドニア地方と西マケドニア地方にあたる。
バタル
東岸地域の南部を領有する獣人の国家。
竜を退ける“炎の加護”を信奉する独特の文化を持っている。
歴史的な経緯により北に国境を接する隣国のヴェルムントとは正式な国交がない。
 
マップ全体のモデルがギリシャだとした場合、テッサリア地方と中央ギリシャ地方にあたる。
アガメン火山島
バタル本土の南東に位置する火山島。
陸続きにも見えるが半島とは呼ばれない。
恐らく満潮時には徒歩で渡れなくなるのだろう。
 
炎を信奉するバタルにあって火を噴く活火山は聖地であり、奉炎殿に設置されている呪封の門によって一般人の往来は制限されている。
その割に火山島宿営地の温泉はいつも国内外からの湯治客で賑わっているのだが……
 
マップ全体のモデルがギリシャだとした場合、南エーゲの諸島とクレタ島にあたる。

場所・施設・団体

赤蛇団
バタル西部に根城を置く悪名高い盗賊団。
彼らが街道を行く牛車を襲うために物流網に影響が出ていて、バクバタルでは正規軍による一斉摘発が計画されるほど危険視されている。
カタギの人々からも恐れられているが、若い構成員達は首領を実の親のように慕っている。
 
バクバタルの街中でも蜥蜴酒を捌くなどしてシノギを得ている。
主人公もいくつかの事件を通じて彼らとあまり望ましくない関わりを持つことになる。
海底神殿
バクバタルの北東、オルタバタル海岸の沖に没している謎の建造物。
ヴェルムントを建国した覚者王であるロセイエスが界王となった後、新たに生まれた覚者によって倒されこの場諸共に封じられたという。
 
関連性は不明だが、前作に登場した領都グラン・ソレンと建物の配置が似ている。
ロセイエスがいる場所もエヴァーフォールの最下層にあった『奉炎の座』に酷似している。
禁呪究理院
バタル王国の王都バクバタル、その王宮である奉炎殿の地下にある研究機関。
設立のきっかけはおよそ四十年前に“宣教師”を自称する男が竜を制するための“闇の魔術”を王国に持ち込んだこと。
“炎の加護”を奉じるバタルではそれとは異なる方法で竜を制するという考え自体が異端であり、それ故に“禁呪”と称されている。
ファズスが現れるまでは長らく研究機関としてまともに機能していなかったが、彼は言葉を誤魔化したり国防に結びつけるなどして予算を分捕っている。
国境監視団宿営地
ヴェルムント王国の北方の端に設置された国防のための砦。
バタルとの国境までの間にはアレス山とグエルコ山脈が横たわっているため監視対象がバタル国境でないことは明らか。
ここに詰めている兵士達の主な任務がゴブリンやハーピーへの対処であることから、人のあまり住んでいない北部からの魔物の侵入を警戒するために置かれているものと考えられる。
 
ヴェルムント王国はこの砦を設置するにあたってメルヴェ村と協定を結び、物資や人員を徴用している。
ジョブギルド
冒険者達に職種を紹介、斡旋している施設。
初めて就くジョブについては装備品まで提供してくれる。
ヴェルンワース、関所宿場町、バクバタルの三箇所は専業の支所が置かれ、それ以外の場所では宿屋が窓口業務を兼業している。
 
レンナルトによると登録制らしいのだが、利用料金は一切無料でありどうやって収益を上げているのかは謎に包まれている。
近寄ると「何か買って行くかい?」と尋ねられるが、主人公達がここで何か買い物をすることはない。
 
今作では『探求心の証』を引き取って景品と交換してくれる場所でもある。
前作では単なる珍品で特定の蒐集家はいなかったのだが、DD2の世界ではギルド業務の一環になるほどのもののようだ。
(『ドラゴンクエスト』シリーズの『ちいさなメダル』のオマージュと言ってしまえばそれまでだが)
ポーンギルド
漂泊の民であるポーン達が同族で寄り合う施設。
ヴェルンワース、関所宿場町、バクバタルの三箇所に存在する。
ヴェルンワースのポーンギルドが城都の中心に置かれ立派な佇まいをしているのは覚者王が治める国の王都ならではのことだろう。
国の外れ、国境にある関所宿場町は大リムですらない普通のリムストーンが建物の裏手に置かれているだけで無人である。
ポーンの立ち入りを認めていないバクバタルにいたっては建物もなくほぼ野ざらしという有り様だが、これでさえナデニアの寛容さによってようやく許されているものだと言う。
 
前作ではエヴァーフォールの管理がポーンギルドの業務に含まれていたため常駐しているポーンもいたのだが、今作では大リムを管理しているだけなようでクエストにも絡まないため存在感はいまひとつ。
一応、ヴェルンワースとバクバタルのポーンギルドにはショップを開いているポーンが一名ずつ常駐している。
ミルメコレオ(薔薇の宮殿)
ヴェルンワース富裕区にある完全会員制の娼館。
三階建ての豪奢な建物で、最上階は王城にも通じている。
 
通常会員が立ち入れるフロアは二階まで。
一階は獣人、二階は人間のキャストが客の指名を待っている。
三階はプラチナ会員のみが立ち入りと利用を許される特別なフロアとなる。
(三階を利用しているアーサーやアロルドはプラチナ会員ということになる)
 
娼館というのは表向きの役割であり、裏ではヴェルンワースの獣人コミュニティの要になっている。
ヴェルムントと正式な国交のないバタルの実質的な在外公館という役目もあり、最重要人物であるファズスやナデニアが秘密裏かつ非公式に訪れることもある。

出来事

メルヴェ村を襲った竜災
主人公が覚者になる契機となった出来事。
プレイヤーもその時の光景を主人公の回想という形で目撃する。
ヴェルムント北部のメルヴェ村に赤き竜が襲来し、村の半分を焼き払ってしまった事件である。
大勢の犠牲者が出たことで村は滅んだ……と言うことはなく、生存した村人達は懸命に復旧作業に当たっている。
 
メルヴェ村は守りが手薄になるように仕向けられており、竜の襲来自体がなんらかの仕込みによって引き起こされたことが仄めかされている。
本編でも“賤竜”が現れていることから、村のどこかで“神凪の声”を使用した実験が行われ、それを察知したドラゴンが様子を見に来たというのが真相だと推測される。
ハーヴ村を襲った竜災
ハーヴ村もかつてドラゴンの襲撃に遭っていたという情報が村民や元村民から得られる。
彼らによれば以前は美しい村だったそうだが、本編では住人が減って寒村となった姿しか見られない。
現在の村の北に広がる廃墟も含めた範囲が元々のハーヴ村であったのだとすると、見る影もないとしか言い様がない。
 
魔剣士シグルトが覚者となったのはこの事件の際だと考えられる。
ヴェルムントとバタルの戦争
具体的に語られることはないが、両国は長きに渡り幾度となく戦を交えては多くの血を流して来た歴史がある。
両国の為政者達の努力で大きな戦となることは避けられてきたが四十年ほど前に起こった飢饉の際には数百の兵同士がぶつかる事態となった。古戦場跡に建てられている慰霊の塔はこの時の戦没者を偲ぶもの。
ヴェルムント国内での獣人に対する差別が根深いのはこういった事情あってのこと。
逆にバタル国内でも人間を嫌う獣人は少なくない。

世界

現世
DD2の冒険の舞台となる世界。
東を海に接する東岸の地域にヴェルムントとバタルという二つの国家が国境を接している。
ポーン達が“異界”と呼ぶ無数の並行世界が存在する。
 
DD2はギリシャ神話をモチーフとした要素が多いため、地形のモデルとなっているのもギリシャのエーゲ海沿岸部とクレタ島と思われる。
アガメン火山島は実際のクレタ島よりかなり北に移されていることになる。
漂泊の世界
現世とは異なるポーン達が属する異世界。
何も存在しない“虚無”の世界らしい。
加護なき世界
竜の加護を失った世界。
“虚無”から守ってくれる存在が消えたことで海は干上がり、昼夜の境は定かでなくなり、死者は墓場から蘇り、生者は生きていくのも困難になっている。
ドラゴンが語っていた通り、まさしく混沌そのもの。
“観る者”に言わせれば“読まれざる物語”であり、“虚無”に沈んで消滅するという終わりを迎えるまでのほんの僅かな猶予があるのみ。
この世界の空にはすべてを蝕む赤い雲が垂れ込めている。

その他

神凪の声
バタルの禁呪究理院が研究の末に開発、生産に成功した魔道具。
オルタバタル海岸などで採取できる「青く光る欠片」を精製し、加工することで完成する。
見た目は赤みを湛えた宝石のあしらわれた杖である。
竜をも支配し、それにより世界を統べることを目的として作られている。
“魂魄の剣”が界王の所有物であることを考えると当たらずとも遠からずだが、竜を支配することは叶わなかった。
 
禁呪究理院の研究対象は主に竜であり、“神凪の声”の石が赤いのも竜の力を取り入れているからであろう。
原料の「青く光る欠片」の正体が覚者の魂であることを考えるとなかなかの尊厳破壊ぶりと言える。
グフンチャ
エルフ語の言葉を共通語に転写したもの。
鍛冶の炉に入れるのに適した燃料である蒼蛍炭の燃え滓の“石竜灰”を指す。
聖樹に与える肥料として伝わっている。
 
エルフとドワーフは関係が悪いとされるが、その原因の一つがこれかもしれない。
と言うのも、エルフが聖樹の肥料としてこれを珍重する一方でドワーフはこの灰を使い道のないゴミと見做してしているからである。
他種族から物を買うのさえ躊躇う誇り高いエルフにとって、これほど侮辱的な話も無いだろう。
魂魄の剣
界王ロセイエスから主人公に託される剣。
彼自身の魂と肉体であり、彼に敗れ去った覚者達の魂で鍛えたという曰く付きの代物。
由来がそのまま名前になっている。
 
仕組みは不明だが、奉炎殿の呪封の門や海底神殿と月光の塔の昇降機はこの剣に反応して開く。
 
禁呪究理院のアンブロシウスはこれを見て大変に驚いている。
覚者達の魂の欠片を精製して作られる“神凪の声”はこれのまがい物と言える。
タロス
海底神殿と共に海に沈んでいた鋼鉄の巨人。
“神凪の声”の完成に呼応するかのように起動し、それを携えたファズスが呪封の門を越えてアガメン火山島の月光の塔へと向かうのを執拗に追撃した。
動力源は筐体の各部に挿し込まれた竜の鼓動の欠片であり、それらをすべて引き抜かれるとエネルギーが尽きて停止する。
 
元ネタはギリシャ神話に登場するクレタ島を防衛する同名の鉄製の自動人形であろう。 
今作のタロスの防衛対象はアガメン火山島であり、竜の気配を強く放っているものを察知して自動的に攻撃するように作られているのだと考えられる。
“神凪の声”にも反応してしまっているのはタロスの製造者に言わせれば想定外の挙動であろう。
 
“加護なき世界”ではメインポーンを取り込む形で再起動を果たし、火山島を喰らおうとする竜種を退ける活躍をする。
覚者の連れているポーンにそれができた理由はファズスにも推測すらできず、傍観を決め込んでいた“観る者”も仕組みについては言及しなかった。
タロスに何が起きていたのかを正確に知っている者がいるとすれば界王のロセイエスくらいであろう。
竜の理(ドラゴンズドグマ)
赤き竜とそれに選ばれた覚者との戦いの宿命。
DD2の世界は「覚者が竜を討ち覚者王となってヴェルムントを治める」という大団円を迎えることが定められている。
それによって“円環”が完成し、今ある世界は終わり、次なる世界で同じ物語が永遠に繰り返されていく。
ファズスはこの繰り返す世界の秘密を解き明かそうとしている。
 
“観る者”によれば竜がその意志の力でもって世界を“虚無”から守っていて、その守りが消えれば為す術なく“虚無”に飲まれてしまうという世界の在り方こそが竜の理(ドラゴンズドグマ)であるらしい。
一歩引いた視点を持つ彼とファズスとでは認識しているもののスケールが違うが、根本的なところでは同じ事象を指している。
ヌチュリバ
エルフ語の言葉を共通語に転写したもの。
聖樹の里に暮らすエルフにとって海魚は食する機会の少ないものであり、新鮮なものが望めないそれを里のエルフが食べるために考案された料理である。
伝統料理として祝いの席で饗されるにも関わらず食べたがる者がほとんどいないという珍奇な特徴がある。
 
材料は腐った魚と腐ったリンゴで、形が崩れるほど煮込んだら完成。
材料から想像できる通り調理時点から既に物凄い臭気を放っていて、調理を担当したドゥーランは終始顔を顰めている。
リンゴは魚の臭みを和らげてくれるので食材の組み合わせ自体は理に適っているのだが……
 
サーラはこれの実物を知っていたため、レシピは門外不出というわけではないようだ。
竜憑き
異界を渡るポーンのみが感染する特殊な病。
発症すると周囲の人々の生命を奪う災害級の被害を出す……と言うのがポーン達の認識で、実際にその通りのことが起こる。
“観る者”によればポーンの意識が“虚無”に呑まれ、破壊衝動のみに突き動かされている状態であるらしい。
竜の破壊の力は“虚無”に由来しているため、竜と同じく漂泊の世界に属するポーンにも同じことが起こり得るということのようだ。
 
『解放』に至る最後の決戦ではメインポーンは意志の力で破壊衝動を跳ね除け、その身と心を捧げて覚者のために活路を開くことになる。
リム / リムストーン
世界を繋ぐ出入り口となる不思議な石。
ポーン達はこれを介して現世へと渡ってくる。
 
特徴あるポーン達のみを呼び寄せる特性のあるリムもある。
忘れられ風化してしまったリムストーンも各地に点在する。
 
ポーンギルドに安置されている一際大きなものは大リムと呼ばれる。

ユーザーコミュニティのワード

あ行

アサ / アサシン
前作に存在したジョブ『アサシン』のこと。
ファイターとストライダーの複合職で、両職と装備品の多くを共用できた。
多芸な戦い方が魅力的だったが今作ではリストラされている。
手持ち武器によってジョブを切り替える特殊ジョブ『アリズン』のシステムとの噛み合わせが悪いからではないかと推測されている。
アチャ
ジョブ『アーチャー』の省略形。
オバダビ / オバダビィトゥディ
DDシリーズではNPCに話しかけるだけでも好感度が上昇する。
初代では頻繁に利用することになるグラン・ソレンの宿屋の店主、アッサラームの好感度がどんどんと上昇し、中盤から後半くらいまでには振り切ってしまうことが多かった。
それを揶揄するのに彼の台詞「オバダビィトゥデイ」がかつてはよく使われていた。
(空耳で実際は“What will be it today?”)
 
DAではこの問題が(やや強引に)解決されていて、日本語音声の追加でオバダビも聞かなくなっているため初代をプレイした者以外には意味不明なスラングとなっている。

か行

稼ぎ
経験値、ジョブポイント、ゴールド、リムポイントなどを時間効率良く獲得しようという試みのこと。
特定のアイテムが対象となることもある。
『◯◯稼ぎ』という形で使われる。
狩り
稼ぎ行為のために特定の敵キャラクターを繰り返し倒すこと。
『◯◯狩り』という形で使われる。
今作
シリーズ最新作『ドラゴンズドグマ2』のこと。
あなたが今開いているこの攻略ページが取り扱っているタイトル。

さ行

サポ / サポポ / サポポン
いずれもサポートポーンの省略形。
ストライダー
前作に存在したジョブ『ストライダー』のこと。
短剣と短弓を使い分ける基本ジョブ。
スタイリッシュな戦い方が魅力的だったが今作ではリストラされている。
短剣や仕掛けを駆使する『シーフ』と弓を扱う『アーチャー』に役割が分けられた。
前作
単独で使われている場合はシリーズ作品の『ドラゴンズドグマ』または『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のいずれかを指していることが多い。
稀にオンラインタイトルの『ドラゴンズドグマオンライン』を指すこともある。
文脈から判断するしかない。

た行

ダークアリズン
シリーズ作品の『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のこと。
DAやDDDAという表記もよく見られる。
ドドオン
オンラインタイトルの『ドラゴンズドグマオンライン』のこと。
DDONという表記の方が圧倒的によく使われる。
ドラゴンズドグマ
1. 今作にも登場する同名の片手剣のこと
2. シリーズ初代作の『ドラゴンズドグマ』のこと
大抵は1.の意味で使われる。
2.を指す場合はDDという略称を使うことが多い。
ドラゴンズドグマ ダークアリズン
シリーズ初代作『ドラゴンズドグマ』に様々な追加要素を盛り込んだ作品。
・刹那の飛石と同等だが回数が無制限の「刹那の無限石」の追加
・よりやりごたえのある「ハードモード」の追加
・やりこみ要素となる「黒呪島」の追加
などの点が初代ドラゴンズドグマと異なる。
DAやDDDAという略称が良く使われる。
 
黒呪島のハクスラ要素などを「ドラゴンズドグマらしくない」と批判的に評価し、初代の方を支持するファンも一定数存在する。
ゲーム内容としては初代の『ドラゴンズドグマ』を完全に包含しているため、PS3以外の機種に移植されているのは『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のみとなっている。
ドラゴンズドグマオンライン
シリーズ初にして今のところ唯一のオンラインタイトル。
残念ながら2019年12月5日21時をもってサービスを終了しているので2024年現在はプレイできない。
DDONという略称が良く使われる。

な行

は行

ハイドラ
前作に登場した大型モンスターの一種。
今作でいうメデューサに相当する登場の仕方をしたが、キャラ被りのためかリストラの憂き目に。
懐かしんで話題に出されることがある。
今作では一部の装備品に痕跡を残すのみ。
ポン子
女性型のポーンのこと。

ま行

マーチャー
ジョブ『マジックアーチャー』の省略形。
マラソン
稼ぎ行為の一種。
ランダム性のある要素について目当ての目が出るまで繰り返すこと。
狩りと並行して行われる場合とセーブデータの再ロードによる抽選のやり直しを行う場合とがある。
『◯◯マラソン』という形で使われる。◯◯に入るのは繰り返しの手段であることが多い。
ミスナイ / ミスティックナイト
前作に存在したジョブ『ミスティックナイト』のこと。
ファイターとメイジの複合職で、ファイターと装備品の多くを共用できた。
派手な戦い方が魅力的だったが今作ではリストラされている。
手持ち武器によってジョブを切り替える特殊ジョブ『アリズン』のシステムとの噛み合わせが悪いからではないかと推測されている。
無印
シリーズ初代作の『ドラゴンズドグマ』のこと。
メイポ / メイポン
メインポーンの省略形。
ジョブがメイジのポーンのことではない。

や行

ら行

リディル
前作に登場したキーアイテム。
不滅の存在である界王さえも殺す剣の形をしたなにか。
使用すると自殺できる。
 
今作では登場しない……と思いきや、メインクエスト『意志』のログにて唐突に現れる。
DD2においては『力を得た“魂魄の剣”』のことを指す。
リディルマラソン
マラソンのためにリディルを使用して自殺する行為をセーブデータを手早くロードする手段として利用すること。
エヴァーフォールの宝箱の中身の厳選などが目的とされた。
DD2でも『力を得た“魂魄の剣”』を使えば実行可能だが、任意のチェックポイントが作れないので有効に使える場面は限られる。
レンジャー
前作に存在したジョブ『レンジャー』のこと。
強力な長弓を専門に扱うストライダーの上級職。
今作ではリストラされているが、ほぼ同じ役割の『アーチャー』が存在する。

わ行

英字・数字

CAPCOM
『ドラゴンズドグマ』シリーズの販売元のカプコン社のこと。
社名はかつて存在した“Nihon Capsule Computer”という会社に由来するらしい。
 
カプコン社の作品に登場する乗り物はすぐに壊れることに定評があり、特にヘリコプターは「カプコン製ヘリ」と言えば「墜落するもの」の代名詞的に通用するほど。
今作においてはすぐに破壊される牛車がプレイヤーを悩ませるがこれも「カプコン製」故だろうか。
DA / DDDA
シリーズ作品の『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のこと。
英字表記のDragon's Dogma Dark Arisenの頭文字から。
DD
シリーズ初代作の『ドラゴンズドグマ』のこと。
英字表記のDragon's Dogmaの頭文字から。
DDON
オンラインタイトル『ドラゴンズドグマオンライン』のこと。
英字表記のDragon's Dogma Onlineの頭文字から。
公式の広報はDDOを使用していたこともある。
読み方は「ドドオン」
DD2
シリーズ最新作『ドラゴンズドグマ2』のこと。
今作とも。

コメント

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 用語まとめありがとう!けれど誤字あるから報告するわ。
    編集の仕方わからんから投げる。

アーサー
仕事中ではなくて次期シーフマスター試験中に
ヴィルヘルミナ
ハーフ要素は目が獣人の要素がある
メネラ
彼の提案→彼女の提案
ドゥーラン
かわいい

2024-05-11 (土) 11:52:30 [ID:tdTeAummOkg]
  • 他はともかくメネラのは文脈的にベルントの提案だったんじゃないのかって意味だろう
    あの時点では非公式とはいえVIPを場末の酒場に連れてってるんだから
    2024-05-12 (日) 21:05:40 [ID:Q1xg31F9.9A]
  • ベルンとの項目でかつては師団長とあるが
    街人の会話では近衛兵長と言われる
    両方とも正しいかもしれないけど
    2024-07-23 (火) 18:40:02 [ID:a53yC5jtyMk]

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