体幹の回復が速く、定期的に距離を取って体幹を回復したり、だだっこ攻撃などの一部の攻撃に体幹を回復する効果があるため、体幹を削り切って忍殺するは難易度が高い。
一方でガード行動を一切せず、攻撃後の隙の多いターン制のボスなのでHPを削って忍殺するほうが簡単だろう。
頭部及び首が弱点でダメージが倍になり、ダメージを与えると怯んでダウンを狙える。
普段は高い位置にあるので攻撃しづらいが、
危険行動の後やだだっこ攻撃の際に下がってくる他、鉤縄攻撃の際にも頭部に攻撃できる。
特に危険行動後はカウンター判定になっており、HPダメージにボーナスがある。
弾きに旨味がない敵とはいえ弾きは単に攻撃をやり過ごせるだけでも有用なので、基本は回避主体で立ち回り、避け切れない攻撃のみ弾く方針にするといい。
素手による攻撃は弾けないと勘違いされやすいが、実際には危険攻撃以外はほぼ全て弾くことができる。
また、下段攻撃をジャンプ回避後の踏みつけで体幹ダメージを与えることもできる。
有効な義手忍具が多く爆竹や火吹き筒が効くので使っていくと良い。
怯み中は頭部が下がってくる上にダメージボーナスがあり、
爆竹で怯ませて攻撃し、怯みが終わったら油→火吹き筒で怯ませて攻撃するというのを2回繰り返すだけでもHPの大半を削れる。
バネ式以上に強化した火吹き筒のタメ使用なら油なしでも炎上するが、追撃込みでの総ダメージは油+タメなし火筒の方が優れる。
後半で有効な仕込み槍は形代の消費が少ないので3個も残しておければ十分だろう。
獅子猿の攻撃では左手のアッパー後は背中から転がってくるのでアッパーを回避したあとも気を抜かないように。
危険攻撃の下段掴み攻撃は横方向の判定がかなり広いが上方向には弱く、ジャンプで回避できる。その際ジャンプ攻撃で頭部を攻撃するといい。
怯んだ時に攻撃すると連続で怯み、後ろに転がっていく。
転がった後は飛びかかり掴み(危険攻撃)をしてくる可能性が高いので、ダッシュで近づいて後ろに回り込むように回避すると攻撃のチャンスになる。
飛びかかり掴みは、仕込み傘で弾くこともできる。
獅子猿の背後にいると高確率で中毒効果のある屁こきをしてくるので注意。
屁こき後はお尻に手をやった後に跳躍して中毒効果のある糞投げをしてくる。
糞投げはやや前方に跳躍しながら投げつけてくるので、ダッシュで足元に入り込めば回避可能、加えて着地後に攻撃のチャンスが発生する。
大太刀を手にして攻撃パターンが大幅に変化する。
攻撃の予備動作が分かりやすく体幹がほとんど回復しないため、首あり形態とは対照的に大太刀の攻撃を弾いて体幹を削り切った方が楽に倒せる。
最も厄介なのが咆哮(危険攻撃)。広範囲かつダメージ+怖気蓄積ありで5回連続ヒットする。
5回マトモに食らうと無対策では怖気が一気に溜まって即死してしまう。
予備動作が長いので、息を吸い込むモーションに注目しよう。
攻撃判定は前方に偏心しているため、接近している場合は獅子猿の背後方向にダッシュで抜けると良い。
咆哮は種類問わず仕込み傘でダメージ・怖気蓄積ともに防げる。
傘であれば5回ガード後は解除して攻撃、放ち斬りを入れるチャンスとなる。
中距離に居ると横方向に広い下段薙ぎ払い、垂直に飛び上がった後に薙ぎ払う下段攻撃が来ることがある。
どちらも至って普通の下段攻撃かつ、ある程度離れていれば当たらない。
後者については反撃チャンスとなる(後述)。
上半身をユラユラと揺らしながら不規則なリズムの連続攻撃を仕掛けてくる上に、途中から別の攻撃パターンに派生することが多いため見極めるのは難しい。
連続攻撃の最後に立ち上がり斬りや全力縦斬りを繰り出してくることが多いが、実はこの2つは弾くとダウンして大きな隙ができるサービス行動となっている。
大太刀による連続攻撃を全段弾いていると上半身がぐらつきはじめ、高確率で全力縦斬りに派生してくるので、積極的に弾きを狙っていこう。
また、このダウン中に仕込み槍の引き寄せ(R2→R2)を当てれば、蟲を引きずり出して極めて大きな体幹・HPダメージを同時に与えることができる。
この体幹ダメージは3割強の割合ダメージとなっている。
成功すれば大幅な戦闘時間の短縮となるため、短期決戦を狙うなら仕込み槍数回分の形代を残しておくのも選択肢となる。
回復や回生、形代を使い切ってしまったが確実に倒したいという場合、時間は掛かるがダッシュで逃げ回り、以下の行動を出してきた時だけ2,3発ずつ反撃するという戦法をとれば安全に倒せる。
・飛び込み斬りを誘ってジャンプ→反撃
中~遠距離をウロウロしていると、地面スレスレで前方に飛び込みながら薙ぎ払いを出してくることがある。
この攻撃は下段攻撃ではないものの、攻撃判定が地面付近にしかないためジャンプで回避可能。
これを誘って2,3回攻撃する→逃げるを繰り返せば安全にHPを削れる。
こちらの位置を基準に出してくる+攻撃判定が前方に動いていくため、こちらから見て右前方にステップして後ろに回り込めば、更に多くの攻撃を叩き込める。
右肩を下にした状態で動き始める→大太刀を地面に引きずりながら数歩ダッシュ→飛び込んで薙ぎ払いという非常にわかりやすい予備動作があるため、見えたら心の準備をしよう。
・飛び上がり後の薙ぎ払い→全力縦斬り弾き狙い
戦闘中に獅子猿が突然真上に飛び上がった場合、次の行動は確定で着地薙ぎ払い攻撃。
この薙ぎ払い攻撃をジャンプで回避した後に1,2発攻撃を入れてちょっかいをかけると、高確率で全力縦斬りをしてくる(葦名の底では全力縦斬りで確定)。
連続攻撃の後に出されるとディレイがかかって厄介な全力縦斬りだが、単発で出してきた場合は一定のペースでゆっくり倒れ込みながらの攻撃となるため、非常に弾きやすい。
落ち谷では派生しない場合もあるが、全力縦斬りがくる場合はウネウネしながら大太刀を天に向けた状態からゆっくりと倒れ込んでくるため、見極めは容易である。
首無し獅子猿1体なので、落ち谷と同じように戦えば問題ない。
次に備えてできるだけ傷薬瓢箪や形代を温存しておこう。
攻撃力は据え置きだが、HP・体幹・怯み耐性が大きく低下し行動パターンも弱体化している。
特に怯み耐性低下の恩恵は大きく、ただでさえ怯み蓄積の多いジャンプ不死斬りだと低周回なら一撃で怯む。
後半戦で出現する首ありも同様に耐久面が貧弱なのでジャンプ不死斬りが有効。
ただし落ち谷よりフィールドが狭く壁際の地形に引っかかりやすいため、咆哮から逃げるスペースを意識した位置取りが重要となる。
壁が近い場合は猿の横をすり抜け、背後方向に逃げる選択肢を常に頭に入れておこう。
隠し森方面から逆走すると首無し獅子猿の真上から戦闘開始することができ、長時間無防備な状態を攻撃することができる。
首無し獅子猿の行動パターンは変わらないが、仲間の獅子猿(首あり)を呼んで2対1の戦いになる。
2体のうち近いほうをロックオンして、それぞれの攻撃に対処できるようにすると良い。
この2体は行動パターンが連動しており、片方が特定の行動を取っている間は、もう片方も決められた行動を取るというものになっている。
例えば、首無しの立ち上がり斬りを弾いて怯ませた時には、首ありは必ずジャンプ叩きつけをしてくる。
首無しが咆哮をした際には、首ありは必ず連続攻撃をしてくる。
この連続攻撃は普通に弾くと狼が右後方に押し出されるので、咆哮を避けるのみではなく右後方にスペースが空く位置取りを意識すると、壁に押しつけられてカメラが荒ぶるのを防げる。
基本的には確定行動後の隙を狙ってHPの低い首ありから倒していくのがセオリーとなる。
ただしショート咆哮後は首ありの連続攻撃と首無しの攻撃が重なり危険。
この場合、ダッシュで距離を取るか、首ありを爆竹で止めて首無しに集中するといい。
こちらから近づかない限り首ありは首無しの行動後に決まった追撃を行うだけなので、首無しをロックオンして首ありは視界に入れておく状態を基本にするのが安全。
下手に首ありに近づいて挟み撃ちの状態になると背面はガードできないため被弾率が跳ね上がる。
運が悪いとそのまま2体から同時に連続攻撃を受けて即死してしまうので、挟み撃ち状態は極力避けよう。
首ありを安全に攻撃できるパターンは大きく分けると以下。
①首無しの各種連続斬りからの全力斬り・立ち上がり斬りを弾く→首ありのジャンプ叩きつけを弾く
②跳躍下段なぎ払いからの立ち上がり斬りを弾く→首ありのジャンプ叩きつけを弾く
③首無しが咆哮→首ありの連続攻撃を弾く
これらのパターンに絞って反撃するようにすると、ダメージを受ける危険を避けられる。
①に関しては首無しの連続攻撃を弾けないと全力斬りまで派生してくれないのでしっかり対応しよう。
首ありが近くにいると一緒に攻撃してくる場合がある。危ないと感じたら付き合わなくて良い。
全力斬りを弾いたら首無しには攻撃せずに、首ありの行動を待とう。首ありの叩きつけを弾くとノックバックして首ありから離れるため、その場で即攻撃しても届かないので注意。
仕込み傘で弾くとノックバックしない。そのまま放ち斬りするのもあり。
②は稀に首無しの攻撃が下段なぎ払いのみで終了する場合があるが、最も簡単に反撃できるパターン。
立ち上がり斬りを弾いた後の対処は①と同様。
ただし、首無しの下段なぎ払いの時点で首ありが飛び込んでくる場合がある。それに対処しつつ首無しの叩きつけを弾くことも可能だが難易度が高いので、自信がなければ仕込み傘を使ってもいい。
③は首無しの咆哮をダッシュで避けた後に首ありの連続攻撃を捌く。
基本的には首ありの連続攻撃を弾けばよいが、弾きに自信がなければダッシュで逃げて空振りさせるとよい。
咆哮から連続攻撃まで全て仕込み傘で防御し、最後に放ち斬りをする手もある。自身の身体力や周回数によっては最後まで体幹がもたないので、その場合は適宜傘を回して弾くこと。連続攻撃を捌いたあとで爆竹を使えば更にこちらのターンを延長できるが、時間をかけすぎると首無しの攻撃が来るのでほどほどで切り上げよう。
また最も簡単な方法としては、首無し咆哮後に首ありが近づいてきたところへ爆竹を何発か打ってからジャンプ不死斬りするだけで、首ありの体幹を削り切って忍殺することもできる。(爆竹を打つ回数は周回数や難易度によって変わる。低周回かつノーマル難易度であれば、不死斬りを使わずに爆竹連打だけで首ありの体幹を削り切ることが可能。)
上記の攻撃チャンスの後も、首ありはこちらの背後に回り込みながら叩きステップをしたりしてくるので危険。首無しの動きを見るためにノーロックでいたりするとまず対処できない。攻撃チャンスの終わりに爆竹を撒くなどして首ありの行動を潰すのも一考。首ありは獣なので爆竹により体幹ダメージを与えられるので、そのまま追撃せず逃げてしまっても無駄にはならない。
上記以外にはほとんど安全に攻撃できる隙がないが、どうしても攻撃したい場合は義手忍具「火吹き筒」を使うという手もある。
首ありに対して怯み効果があるので、比較的安全に怯み+炎上ダメージを与えることができる。
また首無しのほうも怯みはしないが炎上は有効なので、2体まとめて焼ければダメージを稼げる。
首ありはHPが低いため、溜め独楽手裏剣などで遠距離からダメージを稼ぐのも良い。
低周回であれば手裏剣を投げ続けるだけでHPを削り切れる。
爆竹を撒くと首ありは長時間怯むが、首無しには効かないので注意。
首ありさえ倒してしまえば後は行動パターンの変わらない首無しだけなので落ち着いて倒そう。
これを数回繰り返すと、首ありを残したまま首無しの体幹を削り切って忍殺できる。
首ありは消滅するので、倒す必要は無い。
仕込み槍の体幹ダメージは割合であるため高周回ではこちらの方が簡単になる
またこのパターンで倒した場合のみ首ありの特殊な演出が見れる。
首ありが登場したらそちらをロックオンし、ジャンプで逃げ回りながら爆竹をばら撒く。
首ありへの爆竹による体幹ダメージは大きいため、すぐ忍殺可能になる。
ただしHPを削らない都合上、瞬殺に失敗すると形代を浪費した挙げ句体幹を回復され苦しい状況になる。
また周回数や難易度によっては、爆竹だけでは首ありの体幹を削り切ることはできない。
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