この組み合わせでもともと全体攻撃の「横一文字斬り」が強くなるんですか?
まずこのゲームの全体攻撃は、「敵の数が多ければ多いほど、ダメージが分散して1体あたりのダメージが小さくなる」仕様です。
ためしに横一文字斬りを敵が残り1体のときと、2体以上のときでダメージを比べてみてください。
例えば敵1体に横一文字をあてたときのダメージを100とした場合、
敵2体に当てた場合は、1体あたりに与えるダメージが100→約60に下がります。
敵が3体、4体と増えるほど、さらにダメージは分散して下がります。
これは、横一文字のような最初から全体攻撃になっている技だけでなく、
魔法のように単体/全体が任意で切り替えられる技、
暴れまわるなどのサポートアビリティで全体化した技、すべてに当てはまります。
これを踏まえた上で説明すると、
・「そのまま全体化」は、「敵が2体以上いる場合にダメージが分散するのを防ぐ」効果
・「全体化強化」は、「敵2体以上に攻撃を当てたときのダメージを1.5倍にする」効果
をそれぞれもちます。
上の例にあてはめて説明すると、
敵2体にあてたときに60まで下がったダメージが、「そのまま全体化」で100ダメージのままになり、
さらにそれを「全体化強化」で1.5倍するので、60だったダメージが150まで増加します。
敵が3体4体とさらに多くなるほど、もともとのダメージは分散して60よりもさらに小さくなるはずですが、
この場合でも150までダメージが増えるので、敵が多ければ多いほど、もともとに比べてダメージが伸び、
対複数戦のアビリティ構成としては非常に強力といえます。
1つ注意点として挙げられるのは、この2アビリティを装備しても、
敵1体に横一文字をあてた場合のダメージは100のままで、2体以上にあてた150よりも弱い(強くならない)という点です。
上述したとおり、「そのまま全体化」も「全体化強化」も「敵2体以上に攻撃をあてる」ことが発動の条件だからです。
「技自体が全体攻撃である」ことではなく「複数の敵に攻撃をあてる」ことが重要な点には少し注意が必要です。
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