以下はリマスター版のNEW GAME+の引き継ぎを前提とした取り返しのつかない要素を挙げている。
アセルス編で仲間になる赤カブに「イルストーム」という能力を吸収させる機会は、引き継ぎ無しのNEW GAMEでアセルス編の「追加要素なし」モードを選択した上で、マジックキングダムのフルドの工房のボスである「フルド」から一度限りとなっている。
リマスター版追加要素ありでプレイした場合、アセルス編ではフルドとの戦闘がアセルスの一騎討ちに変更される=赤カブにフルドからイルストームを覚えさせることが不可能となる。NEW GAME+で引き継いだ場合は追加要素が強制的にオンになるため、必ずこの状況に陥る。赤カブはヒューズ編アセルスシナリオでも一応仲間になるが、加入時期的に連れ回すことが不可能なため、フルドと戦わせることができない。イルストームを吸収できる相手自体は他にクーン編限定ボスもいるが、クーン編では赤カブが仲間にならない。
もしクーロンの妖魔訪問イベントで病魔モールと戦えるイベントが復活していれば、病魔モールから吸収できる可能性があったが、リマスター版でも残念ながら実装されていない模様。
実害としては赤カブの最終的な最大HPが4減る(最大121種類→120種類)だけだが、ゲーム中要素のコンプリートを目指している人は注意。なお、ゲームクリアやトロフィー/実績等に影響する要素ではないため、気にしない場合は問題ない。赤カブをHPの高いモンスターにするなら影響は少ない。
システムデータ作成時に決める名前・星座・血液型は途中で変更することができない。
システムデータの名前は開発2部やリマスター版開発室で使用される。
一応、NEW GAME(+)の際にシステムデータを新規作成することで改めて作り直すことが出来るが、その場合はシステムデータが上書きされ、旧作開発2部に行くためのクリアカウントがやり直しになるため注意。誤って新規作成を選んで名前入力に入ってしまった場合はセーブされる前にリセットすること。
さらに注意点として、「システムデータなんか必要ない!」を選んで始めた場合、クリア時にシステムデータを上書きしてしまうと名無しのデータで過去のシステムデータを上書きしてしまう形となる。旧版ではシステムデータが異なる場合は上書きセーブ自体ができなかったが、リマスター版ではそのまま上書きセーブできてしまうため注意。これを一度でも行ってしまうと、システムデータの名前が「(空欄)」、星座が「おひつじ座」、血液型が「なぜだ!」に上書きされてしまう。ただし、名無しデータで上書きする場合は、旧作開発2部に行くためのクリアカウントが既存のシステムデータから累計される。
リマスター版開発室でマスキャットが教えてくれる「退却回数」等の各種データは、ゲーム全体のセーブデータで管理されており、システムデータの作り直しではリセットされない。完全に0にしたい場合は全データを削除する必要がある。
また、術屋の説明戦闘を「終了」で抜けると退却回数にカウントされてしまうので、「追加要素なし」で退却回数0を目指す場合などは要注意。
なお、バトルデータの更新は何かしらのデータセーブが行われた際に併せて行われる。通常のセーブやクイックセーブの他、オートセーブも対象。このため通常はデータの更新を回避するのは困難だが、オートセーブをOFFに設定していれば、セーブせずにすぐゲームを一旦終了することで更新の阻止が可能。
PC版でセーブデータを手動バックアップ、スマートフォン版のクラウドバックアップなどで過去のデータを取っておくことで、気に入らないデータが記録されてしまった場合に以前のデータへ巻き戻すという手段もある。PC版については2021年6月のアップデート以降、セーブデータにバックアップファイルが自動で作られるようになり、「SaveData.bin.bak○(数字 / 0~2)」となっており3個まで作られるため、このファイルを退避させて中身を調べてみるのもあり。
リマスター版開発室で見られるデータは全体セーブに依存しているため、気になる場合はここでセーブしたデータを残しておき、バトルデータを適宜チェックするのもいいだろう。
一部のモンスターの初期能力は、上書きしてしまうと原則的に再び取ることができないので注意しよう。自分で上書きしなくても「グリランドリー」や「魔銃」が使ってくる「無差別憑依」で上書きされることがあるので注意。引き継ぎ時に「モンスター能力」のチェックを外せば復活するため、全く取り返しがつかないという訳ではないが、それまでに育てた全モンスターの吸収済み能力(HP補正)も同時にリセットされてしまうため、あまり現実的ではない。この内、麒麟の「麒麟の歌」と済王の「草薙の剣」はそれぞれの元の姿への変身条件になっており、さらに「フェイント」はクーン限定でクーン編冒頭のラモックスからのみ入手可能となっている。
その他、赤カブのイルストームも吸収後に「モンスター能力」のチェックを一度外すと上述の理由で取り返しがつかなくなる。
なお、クーンとコットンはシステムデータレベルの上昇に応じて初期吸収済み扱いの能力が増えるが、こちらは引き継いだ時にシステムデータレベルが上がっているとそれらが自動加算される。
例:システムデータレベル1のクーンで死の属性と光合成を含む60種類を吸収済みのクラーケンでHP840→システムデータレベル3に引き継いでクーン編を始めると6種類分増加でHP864に上昇している。
ワカツの流星刀はゲンがWP70以上の状態で剣神の間に訪れると入手可能なアイテム。
引き継ぎの状況によって入手可能な判定が変化する。
周回する度に+1本ずつ手に入る計算なので長期的に見れば問題ないが、初回入手時に増殖技を使って複数入手してから引き継ぐと最も効率が良くなる。流星刀は捨てられないアイテムに分類されているため、1本でも引き継いでしまうと増殖技が使える状態には戻せなくなるので注意。
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